ドライフラワー、リース、スワッグ

 

ネットショップで何を売るつもりか

 

 

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わたしの本業は木こりです。

そんでもって長野の松本で、庭付き一戸建てに住んでいます。

 

庭には色んな花が咲いているし、職場である里山には、木の実や素材がわんさとある。

 

写真のリースは同僚の方がプレゼント用に依頼してくれたものですが、購入した素材は一切使用していません。

 

全部タダ❗

 

あ、誤解しないでいただきたいのは、

「材料タダでまるもうけするぜ。へっへっへ」

とかせこいことを考えているわけではありませんから❗

ホントですから❗❗

実際、購入した素材も必要であれば使いますから(ノ´Д`)ノ

 

じゃあなんで購入した素材をほとんど使わないのか。

 

理由は主に二つです。

 

 

 

オリジナリティー

 

ドライフラワー作品がお好きな方はすぐにピンと来るでしょうが、

今の世の中、すでに素敵な作品を制作販売している作家さんなどいくらでもいるのです。

 

ネット社会の現代、「ドライフラワー、リース」で画像検索すれば、めちゃめちゃ出てきます。

 

 

ですが、そこで私が感じた事が一つ。

 

 

「皆似てるね。」

 

 

ぎゃーーーー怒らないでーーーーーーヽ(;゚;Д;゚;; )ギャァァァ

 

 

 

でもでもでも、本当にそうなんです。

 

中には、もう本当に高みに上り詰めてらっしゃるのか、スタンダードなのに何故かオンリーワンを感じさせる程の作品を作られる作家さんもおります。

他にはないスタイルを作り上げている個性的な作家さんもいます。

そういう作家さんの作品は、当然お高い、それでも人気があるのであっという間ににソールドアウト。

 

でもそれら以外の、作品は。。。

 

どれもどこかにありそうな作品で、言い換えれば、

「別にそれじゃなくてもいい」となってしまいそうなんです。

物には流行り廃れがあって、買ってもらう為にはそれに合わせる必要がありますから仕方のない事なんでしょうが。

 

私の印象としては、その流行りに乗っかる人の割合があまりに多いことと、使用する素材が皆似通っている事が「別にそれじゃなくてもいい」作品が量産される原因じゃないかと思っています。

 

通称ネイティブフラワーと呼ばれる、主にオーストラリやニュージーランドの植物を使用した、ナチュラル系。もしくは塩系。

プリザーブドフラワーを使用して小さくまとめた薄利多売系。

(悪意があるととられそうな表現ですが、悪意はない。だって求める人がいるなら、それは立派に価値のある商品だから)

 

これらが特に量産型になってしまう傾向が強いです。

 

例えばネイティブフラワー等は、私もメチャメチャ好きなんですが、大型のものになると、植物そのもののフォルムがスーパーステキであるが故に、ワイルドすぎて、作品に使用すると、もうその植物の個性で98%くらい作品の雰囲気が決まってしまうという印象があります。

 

小さいものであっても、ネイティブらしい植物は、やはりその植物の個性が故に素敵であるので、作品の雰囲気は植物の個性に依るところが大きくなります。

 

そして、今やネイティブフラワーを使っていない作家さんは皆無に等しい。

 

 

 

 

 

 

私の性格的に

既にやっている人がいるならその人に任せておけばいいじゃない、これ以上増えてどうすんの?

というところがありまして、

どうしても、すでに多数の人が使用しているスタイルを踏襲する気にならないんですね。

(勉強のためであれば別のハナシ。)

 

 

そして、量産型とはいっても、皆さん相当ににクオリティの高い作品を作られます。

 

ですので、同じ路線で行くとなると、相当な技術を求められます。

正直現段階で自分にそれだけの技術があるかと問えば、

「ムリムリムリムリ(ヾノ・∀・`)」

となる訳です。

 

「オメー、そんなもん人に売るつもりなんか」

と言われそうですが、そこはそれ、ちゃんと写真で見てもらって、気に入った方が買ってくださるので問題はないわけです。

 

百戦錬磨の完成されたリースより、オリジナリティーさえあれば、

隙だらけでよく言えば可愛いげのある、私めのリースを気に入ってくださる方もいると思うのです。

人には好みというものが有りますからΣb( `・ω・´)グッ

 

 

 

 

そういうわけで、

 

私はネイティブフラワーやプリザーブド使用の作品はメインで作らない。

今まで注目されてなかった素材の作品をメインで作っていく。

 

と決めているわけです。

そしてある程度の花材は身近で手にはいるので、あまり購入する必要性がないんですね。

 

 

 

長くなりましたので2つ目の理由はまた次回。